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皆様の声 K-POPオーディションやコースを通して学びたいことを見つけた

公開日:2023.01.31
最終更新日:2024.05.20

K-POPオーディションやコースを通して学びたいことを見つけた

孫 莉温さん Son Rion(大阪府 転入)

ルネサンス大阪高等学校 3年生

※記事内容は、インタビュー当時のものです。

K-POPコース在校生孫さんの写真
K-POPコース在校生孫さんの写真

私立の中高一貫校からルネサンス高校に転校し、K-POPコースを受講している莉温さんにお話を伺いました。

オーディションについて

非公開オーディションに挑戦した感想を教えてください。

まず、オーディションを受けること自体が初めてでとても緊張しました。「せっかくの機会だから受けてみたらどう?」と先生が背中を押してくれたから挑戦できたと思っています。今までも受けようと思ったことはあったんですけど、「受けてもまだ実力が足りないかな...」と諦めていたので。

普段の講義でも声が震えてしまうぐらい緊張しやすいんですけど、最後まで失敗せずにできたと思いますし、結果がどうであれ、今は挑戦してよかったと思っています。
特に、自分が本番でどれくらいの実力を発揮できるのかを知れたことはとてもいい経験になりました。

ダンス審査では教わったことのない曲を選んでいましたね。
選曲の基準は何でしたか?

今回のオーディションは開催の案内から当日までの準備期間が短かったので、振りをしっかり覚えている楽曲から選ぼうと思いました。選んだ曲は、頭で考えなくても体が振りを覚えている状態だったのでこの曲がベストかなと思って選びました。
学校のレッスンで教わる楽曲は、1ヶ月しっかり練習したとしても翌月に新しい楽曲のレッスンが始まると、以前教わった細かいところを忘れてしまいがちなんです。
1つの曲を講義で学んでいる間に、プライベートで自己練習もしながら細かいところまで自分なりに研究することが大事だと思います。

自信を持って踊れる曲を選んだんですね。
ボーカル審査で披露した曲も同じような選曲基準でしたか?

そうですね。
ボーカル審査で披露した曲は、ちょうど習っている曲でした。 「この曲はあなたにぴったりの曲だから、オーディションを受けるときがあればこの曲を選曲して欲しい」ってボーカルの先生にいってもらえたんです。
もともと違う曲でオーディションには挑戦しようと思って練習も始めていたんですけど、褒めてくださった曲で挑戦してみようと思って本番3日前ぐらいに思い切って変更しました。

オーディションでほかに気をつけたところはありますか?

全身の見え方もですけど、自分の目線がどういう印象になるかを考えながらカメラの位置を決めました。 あとはメイク、髪型、服装とかの見た目と、自己紹介の内容も気つけました。
服装は選曲に合わせたものを意識して選びました。あとは自分の雰囲気だったり"今の自分"が伝わりやすいような見せ方を考えて準備しました。

オーディションにはまた挑戦したいと思いますか?

今は挑戦したいと思っています。
私は4月からは音楽関係の専門学校に進学するんですけど、もしまたオーディションを受ける機会があったら受けてみてもいいのかなと考えています。

これまでの経験と講義の難易度について

入学前にダンスやボーカルの経験はありましたか?

ダンスは中学3年生から習っていました。
いくつかのダンススクールに通っていたんですけど、ヒップホップだったりジャズだったり、K-POP以外のジャンルも趣味程度に習っていました。ボーカルは完全に初心者でしたね。

講義の難易度はどう感じていますか?

私はこのK-POPコースの講義を受けながらたまにダンススクールの方にも通っていたのですが、やっぱりオンラインレッスンとなると、リアルでのレッスンとは違って画面の反転とか大きさとか環境次第で踊りやすさが全然変わってくるんですね。
なので、難易度というよりもレッスンを受けやすい・踊りやすい環境を整える必要はあるかなと思います。自分の姿を確認しやすい場所に全身鏡を置いてみたり、カメラを置く場所を工夫したりですね。

ダンスの講義の難易度は曲によりますがそんなに難しいとは思わないです。
ボーカルの講義は、韓国語での歌い方に1番苦労しました。日本語と韓国語って発声方法が全然違っていて、日本語は口元だけで発声することもできるけど、韓国語は喉の奥からあけて発声をするんです。 もともと独学で韓国語を勉強していたのでハングルの読み方とかは理解できたんですけど、発声方法や歌うときの韓国語の発音は難しいなと感じました。
その難しさをクリアすればいろいろな楽曲を歌えるようになるのかなと思います。

講義を受ける前と後で「ここが良くなった(上手くなった)」と感じる瞬間はありましたか?

日常生活で日本の曲や韓国の曲を聴いていて「先生が説明してた声の出し方はきっと今のところだ!」って気づけるようになったり、発声の仕方を学んでから周りの人に「声が聞き取りやすくなった」って言われるようになったりしました。
韓国語でも日本語でも喉をあけて話すことを意識してみたら「声が聞き取りやすくなって綺麗になった」ってお母さんにも言われましたね。

卒業後の進路について

卒業後の進路についてはどのように考えていましたか?

私は私立の中高一貫校からルネサンス大阪高等学校に転校したんですけど、もともと在籍していた高校には内部進学ができる大学があったので、転校する前は「その大学に進むんだろうな」と漠然と思っていました。
転校を機に「自分が本当に進みたい道は何だろう」と考えるようになって、選択肢の1つがK-POPコースだったんです。「練習生をめざしたいのか、ただ好きなだけなのか」をはっきりさせたくて、「やらない後悔よりやった後悔をしたい」という気持ちから、K-POPコースを受講して、オーディションにも挑戦しました。

その結果、私は「韓国 が好きで、K-POPの作曲やマネジメントに対する興味が強い」 という自分の極めたい道を定めることができました。コースを通して、もっと学びたいと思う分野が明確になったことは進路選択への影響が大きかったと思います。

大学から専門学校への進路変更について、ご家族とはどういう話をされましたか?

今すぐにでも渡韓したいぐらいの気持ちもあったので、両親ともたくさん相談をしました。
相談をしたうえでK-POPを学びながら短期大学の卒業資格も得られる3年制の専門学校に進学を決めました。学歴で考えれば大学が望ましいという意見もあると思いますが、興味が湧かない分野や環境で学歴のために4年間を過ごすより、興味のあることを意欲的に学んで技術を身につけた方が自分のためになると考えました。
両親も応援してくれています。

【インタビュー後記】
K-POPコース担当

K-POPコースでは週3日の講義・レッスンを受けたあと、その日のうちに提出する「振り返りレポート」があります。
莉温さんが提出する振り返りレポートの内容は、講義内容や感じたこと、学んだこと、初めて知ったことなどがいつも具体的に記載されていて、意欲的に講義に取り組んでいる様子が伺えます。

そして今回、莉温さんにインタビューの依頼をしたのは、オンライン講義の画面越しでは感じ取れない熱意や、見えないところでの努力や工夫があるのではと思ったことがきっかけでした。
実際にお話を伺ってみて、自分で考えて準備をする努力を怠らず、目的意識をもって取り組んでいることが伝わってきました。

また、こちらからの問い掛けに対して言葉を丁寧に選びつつ「質問の答えになっていましたか?」「うまく伝えられていますか?」と配慮してくれる優しさには非常に感動しました。

コースを通して「学びたいこと」が明確になった莉温さんを今後も応援していきたいと思います。

【K-POPコースとは】

自宅にいながら韓国人トレーナーからK-POPダンスやボーカル、韓国語を学び、大手韓国芸能事務所の練習生をめざすコースです。お住まいの地域に限らず受講できるオンラインカリキュラムとなっており、ルネサンス高校グループ3校のいずれかに所属している生徒であれば受講が可能です。
パフォーマンスに関わるスキルだけでなく、韓国メイクやヨガ・ピラティス、栄養指導、メンタルコーチングといったさまざまな分野のプロが講師となり、皆さんの夢の実現をサポートします。
また希望者は韓国留学プログラムを使用し、実際のオーディションに挑戦することもできます。

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