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皆様の声 カリフォルニア大学バークレー校に進学!通信制高校の利点を活かして海外での活躍の幅を広げる

公開日:2023.10.04
最終更新日:2024.01.04

カリフォルニア大学バークレー校に進学!
通信制高校の利点を活かして海外での活躍の幅を広げる

虫賀愛央さん Mao Mushika
(3年生)

ルネサンス豊田高等学校

※記事内容は、2023年6月に行ったインタビュー当時のものです。

虫賀姉妹の写真
虫賀愛央さん(左)・虫賀心央さん(右)
  1. 虫賀愛央さんの紹介
  2. 大学進学を考え始めたきっかけ
  3. 大学選びについて
  4. 入学試験について
  5. 担任の先生、心央さんも交えてのインタビュー

虫賀愛央さんの紹介

虫賀愛央さんは、プロテニスプレイヤーとして活躍するルネサンス豊田高校の在校生です。
双子の虫賀心央さんとともに世界中の大会に出場するなど、通信制高校の利点を活かして、競技生活を中心とした高校生活を送っています。

2022年12月に実施したインタビューでは、これまでのテニスの実績やスクーリングでの印象的な出来事などを話してくれました。

皆様の声インタビュー虫賀姉妹の写真
  

皆様の声 |
双子のプロテニスプレイヤー、虫賀心央さん・虫賀愛央さん

大学進学を考え始めたきっかけ

進学する大学を教えてください。

カリフォルニア大学バークレー校です。
今年の夏から飛び級での入学が決まりました。
※撮影時期は2023年6月。虫賀さんは高校3年生で、高校卒業から半年早いタイミングでの飛び級入学となりました。

大学進学を考え始めた時期は?

2年生の夏前です。
コロナが明けて以降、大会に世界中から出場者が集まるようになり、レベルの高さや実力の差を感じるようになったことがきっかけでした。姉がテニスで海外の大学に進学しているので、その話を見聞きしているうちに、進学も良いなと思うようになりましたね。

大学に進学するかどうかで、テニスをする環境に変化はありますか。

大学に進学した場合、学校にもよりますが練習時間や、在学中に開催される大会の出場に制限がかかったりします。夏休み期間しか大会に出られないとかですね. 反対に、大学に進学しない場合、そういった制限はないですし、練習時間も自由に調整することができます。

大学に進学してテニスをすることにした決め手を教えてください。

大学4年間分の奨学金が決まったことが大きかったです。
アスリートとして入学する学生は、生活費も含めて奨学金がもらえる大学だったのと、テニスをしながら修士課程も修了できるところが魅力的でした。

大学選びについて

カリフォルニア大学バークレー校を選んだ理由は?

高校2年生になったあたりから、大学の担当者から連絡が来るようになったんです。
世界中から100校近く連絡をいただいて。その中から気になって話を聞いた大学が20校ぐらい、実際に見学に行った大学が7校ぐらいでした。最終的にペンシルベニア大学とカリフォルニア大学バークレー校で迷ったんですが、大学周辺の環境や自分の学力レベルに合っていた、かつ飛び級入学の話をいただいたカリフォルニア大学バークレー校に決めました。

多くの選択肢から1つに決めるのは大変でしたよね。
どういった視点で気になる学校を絞っていきましたか。

自然豊かな環境だけど大学周辺は何もないとか、アジア人が少ない地域とかは候補に入らなかったですね。
バークレー校のあるカリフォルニアはアジア系の方が多いですし、キャンパス内には日本で有名なうどん屋さんがあったり、焼肉屋さんがあったりするんです。食事が口に合わないとか、海外特有の心配もなかったですね。

今の気持ちを教えてください。

テニスや生活の不安はありませんが、英語での勉強がとにかく不安です。
勉強が追いつかなくてテニスをする時間がなくなったり、勉強に注力できなくなったりということが起きないように両立を頑張りたいと思います。

渡米後は入寮して生活されるのでしょうか。

そうですね。寮に入って生活をします。
先日、寮のリクエストを提出したんですけど、2人部屋をリクエストしました!リクエスト通りになるかはわからないけど...。

これまでは愛央さんと心央さんの2人で海外遠征をされていましたね。
別々の過ごし方になることについてはどう思っていますか。

遠征に2人で行ったとしても良い意味でお互い干渉しないので、今後の生活で離れ離れにはなりますが、今まで通り過ごせればいいのかなと思っています。家族ではない相手との共同生活なので気を遣う場面は増えると思いますけどね。

入学試験について

どのような入学試験だったかを教えてください。

英語の試験と、高校の成績提出がありました。
本来なら「SAT」というアメリカの統一テストがありますが、コロナの影響からか実施されませんでした。英語はTOEFLのスコアでクリアできたのと、成績提出はレポートを頑張ったおかげで、良い内容で書類を準備してもらうことができたのでよかったです。私はアメリカの通信制高校にも在籍しているんですが、タイトなスケジュールでたくさんの課題を提出しなければいけなかったので結構大変でしたね。

アメリカと日本の通信制高校にはどのような違いがありますか。

日本では「通信制高校に通っている」と人に話すと、特別な印象を持たれるというか、やりたいことがある子や、学校を休みがちな子がいくところのように、珍しく思われますよね。
アメリカだと、通信制高校(ホームスクール)を選ぶこと自体が珍しいことではないので、一般的な学習方法として受け入れられていると思います。学習内容は、日本よりアメリカの方が課題の量は多いし、採点基準も厳しい印象がありますね。そのせいか、通信制高校を卒業していると、「自己管理ができる」と良い評価につながることもあるみたいです。

担任の先生、心央さんも交えてインタビュー

虫賀さんは前回のインタビュー動画で、「担任の先生が本当に優しくて大好き」と話してくれていました。
その担任である村田先生と双子の心央さんも入って、3人でお話をしていただきました。

虫賀姉妹と村田先生の写真
(左から) 村田先生・愛央さん・心央さん

普段はどのように連絡を取っていましたか?

愛央さん:
スクーリングの日程に関しては、私たちとではなくお母さんと先生が相談をしていましたよね。

村田先生:
そうですね。世界中の大会に出場している2人なので、帰国予定日をお母さんに伺いながら日程の調整をしていました。
2人は毎月のレポートを期日までに必ず提出していたので「忙しいなかで偉いね!」と褒める言葉ばかりいつも送っていました。

心央さん:
忙しい時期がわかっていたから、余裕があるときに頑張って進めていました。
褒めてもらえて嬉しかったです!

初めて会ったときの印象は覚えていますか?

村田先生:
とにかく「元気だな〜!」って思いました。今でも会う度に元気を貰えます。

担任の先生からお二人へ

村田先生:
本当にエネルギーと根性のある2人なので、無理だけはしない程度に、これからも元気に頑張って欲しいですね。
大学進学後のキャンパスライフも楽しんでもらいたいですし、世界中のどこにいても、2人の良さを活かして心身ともに健康なハッピーライフを過ごしてください!
応援し続けますので!

虫賀姉妹と村田先生の写真