皆様の声卒業後はプログラミングの専門学校へ！不登校を経てeスポーツコースで学んだこと

公開日：2022.04.11
最終更新日：2024.01.04

高校で「やりたい」と言葉・行動に出し続ければ目標に近づけるのがeスポーツコース

浅見沙依さん　Sai Asami
（埼玉県転入）

ルネサンス高等学校卒業

※記事内容は、インタビュー当時のものです。

自己紹介をお願いします。

浅見沙依です。1年の途中から転校してきました。

内山聖也です。ルネサンス高校新宿代々木キャンパスのeスポーツコースを担当しています。

eスポーツコースへ入られたタイミングをお聞かせください。

ルネ高へ転校してすぐeスポーツコースに入りました。

卒業後の進路について教えてください。

「HAL東京」っていう専門学校に通うことになっています。パソコンやプログラミングに興味があり、この分野を勉強して将来的に仕事に就きたいと思ったので、専門的に学べる専門学校「HAL東京」へ進学を決めました。

浅見君は、eスポーツコースのプログラミングの講義をとても楽しそうに受けていました。他の生徒よりどんどん進めていた印象です。最初からプログラミングに興味があったのかな。

もともとプログラミングに興味があり、講義を重ねるごとに分かるようになりどんどん楽しくなりました。先日プログラミングを仕事にしている方のお話を聞くことができ、進路を決める上で大きかったです。

いつ頃から本格的にプログラミングへ関心が向きましたか。

元からゲームをしたくてeスポーツコースに入ったので、最初はゲームの方への関心が高かったのですが、高3になって進路を考え始めた際に、プログラミングにもグッと意識が向くようになりました。

eスポーツコースの講義で最初に学んだゲームタイトルを教えてください。

最初はフォートナイトをしていたんですが、途中で「VALORANT（以下、ヴァロラント）」がリリースされて興味が湧き移行しました。リリース初日からプレイを試し面白いと思い、やっているコース生を誘って巻き込んで、どんどんプレイするメンバーが増えました。

ヴァロラントは、自由にゲームができる「部活」の位置づけだったんです。ただすごく人気が高かったので、チームになるメンバーがいたんです。

eスポーツコースの思い出についてお聞かせください。

僕は入学当時新しく出たばかりのゲーム「ヴァロラント」をずっとプレイしていて、講義等を通してプロの選手にお会いする機会があったり、コースの友人たちと大会に向けて一緒に練習することができたのがすごく思い出深いです。

ヴァロラントは5対5のチームゲームで、戦術・戦略性もあり、うまい人同士でプレイしても勝つことが難しい面があります。実力以上の力を出すために作戦を練ったり、キャラピックの研究をしたり等、ハマる要素があり、上級者も実力不足と感じている人も一緒になって頑張れるところに魅力があると思います。

はい、仲間・同じチームの人と戦術を練りあう交流が魅力的でした。

ヴァロラント高校生大会へ出場されたとのこと、いかがでしたか。

「YOKOSUKA e-Sports cup」という、横須賀市主催の高校生限定の大会にコースメンバーで出場しました。
出場にあたり、チームメンバー同士の温度差がどうしても出てしまうので意識の統一をこまめにはかり、高いモチベーションのキープをすることが難しかったです。大会2ヶ月前から日々長時間練習し負けることもあったのですが、練習を重ねるごとに最初の頃勝てなかったチームにも勝てるようになり、自信やモチベーションにも繋がりました。大会では、これまで負けていたチームに勝つことができ、とても良い思い出になりました。

成績も良いところまでいったよね。

準決勝までいって、同率3位でした。

浅見君はチームメンバーや試合中の自分の役割など、チームを客観視できる能力がすごく上がっていて、俯瞰して見る力に長けていると思います。それがプログラミング的思考にも活かされているのかなと思っています。

試合全体の流れを、自分や仲間俯瞰的に見ることができてきていると感じてます。
チームゲームは個人が強ければいいってものではなく、チームメンバーのプレイスキルやメンタルフォロー、目標の明確化、目標達成のためのステップをしっかり立てていくことが必要だと身をもって学びました。この経験は、将来働くときや新しいことを勉強するとき等、これからの人生で活きてくると思っています。

講師側も、生徒のモチベーションが下がったときにサポートをしていきます。メンタルの講義は、ゲームにも役立つことだと思っています。

eスポーツコースへ入り、自分の成長を実感することはありますか。

eスポーツコースに入るまでは、ゲームの戦い方はただがむしゃらで、論理的な思考を持たずにプレイしていました。コース入ってからは、プロの人からの指導や出会った友人たち、上手い人との交流が増えて、自分の技術を磨くだけではなく、しっかりと試合の流れや周りの動き等を俯瞰的に見ながら試合に臨むスキルが身についたと思います。それが自分の中では一番大きな変化です。また、先生方に自分のプレイをリアルタイムでみてもらって、すぐにその場でアドバイスを貰えて理解できすごく成長につながりました。 eスポーツコースならではの体験だったと思います。

「ルネ中等部」のアルバイトもされていましたが、後輩への指導はいかがでしたか。

先生方から「ゲームを教えるアルバイト」の話題が出た際、自分が知っている知識やこれまでのゲーム経験を、誰かに伝えられる機会はなかなか無いと思い志望しました。なんとなく理解していたと思っていたゲームも、教えてみるとより解釈が深まり、中学生の瑞々しい発想に触れたことで新しい発見もありました。
吸収したものをアウトプットするというのは、すごく大事なことだと学ぶことができました。

不登校経験をお持ちと伺いました。eスポーツコースへの通学はいかがでしたか。

中学生の頃はたまに休み、高校生（前の学校）になってからで不登校になりました。転校してeスポーツコースに入ったものの、最初は通学距離も長く少し恐怖心もあり、キャンパスへ行けていませんでした。ですが、日々Discord（eスポーツコースの連絡ツール）でのやりとりや、eスポーツコース生とオンラインで交流する機会を重ね、徐々に教室に行ってみたいっていう気持ちが湧いてきました。実際リアルで講義を受けることで理解できる部分が沢山あったので、通学するようになりました。
最初キャンパス行けなくても、オンライン越しで同じコース生と交流できたことが、とても良かったです。

Discordでの連絡網やオンライン講義やイベントがあるのというのは、不登校気味の人にとってはありがたく、行こうっていう気持ちになったときに行きやすいんじゃないかと思います。

eスポーツコース講師やルネ高の先生方へメッセージをお願いします。

講師の方に教えていただいたことは、eスポーツコースに通わないと絶対に巡り合えないようなプロの人たちの考え方を教えていただいたので、すごくありがたかったです。特にヴァロラントの講師の方には、大会へ出場することになってから忙しいにも関わらず全力で、親切に詳しく教えてくれたので本当に感謝しています。

当校を検討している方へメッセージをお願いします。

ルネ高で沢山自分自身にかけられる時間がある中で、どれだけゲームに打ち込んだり、どれだけ自分が強くなろうという意思を持つかで、想像以上に強くなったり、自分のやりたい目標に向かって突き進めると思うので貪欲にやってほしいですね。講師の先生方は質問したら絶対返ってくる優秀で素晴らしい先生が揃っています。「やりたい」と思い言葉に出し行動し続ければ、目標に向かうことができる環境があるのでガンガン吸収して、強くなってほしいです。

※本ページのインタビューは、2022年3月にオンラインで行ったものです。

皆様の声

皆様の声 卒業後はプログラミングの専門学校へ！不登校を経てeスポーツコースで学んだこと