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教育コラム #1 通信制高校とオルタナティブスクール

掲載日:2021.10.06

オルタナティブ教育
長谷川 高士

オルタナティブ教育
長谷川 高士

こんにちは、長谷川です。
学校に毎日通うのは、海外では当たり前ではないみたい、と聞いて調べてみたら、 「オルタナティブスクール」という学校があると分かってきました。そこで今回は、海外の「オルタナティブ教育」についてです。 アメリカをはじめ、海外には、「毎日通って勉強するタイプの教育」とは違った教育方法や学校が多くあります。 どんな生徒が通っていて、どんな生徒向けの学校なのかを紹介したいと思います。

オルタナティブ教育

今回は、オルタナティブ教育に関する海外での情報をお知らせします。 ここでは、Ann Logsdon氏の『Is an Alternative School Right for Your Child?(オルタナティブスクールはあなたの子どもに向いているか?)』を抄訳してお届けします。

以下、抄訳

オルタナティブスクールはあなたの子どもに向いている?

オルタナティブスクールとは一般的な学校でうまくいかない生徒の教育を目的にした学校です。生徒たちの多くは行動や学習や安全上の問題を抱えています。オルタナティブスクールには一般的な学校と異なるさまざまな教育環境も含まれていることがあります。オルタナティブスクールは、よく学校からの除籍や退学への対策として使われています。

オプションとしてのオルタナティブスクール

オルタナティブスクールは典型的な学校ではうまくいかない生徒向けの教育オプションが提供されています。これまで何年もの間、こうした学校は「悪い子」の行く場所だと思われていましたが、必ずしもそうではありません。しかし、学校への出席日数が足りなかったり、遅れを取り戻すために必要なこともあります。
こうした学校に、子どもたちは単位を取り戻すために入学することもあり、十分な単位を獲得した後に典型的な学校に戻ることもあります。もちろん、問題行動を起こす生徒もいます。もしこうした問題があり、一般的な学校に通っての学習がうまくいかないのであれば、オルタナティブスクールが役に立つ可能性があります。

子どものしたいことは何だろう

生徒たちの多くは10代のティーンエイジャーか、自分がどう学習を進めていくか判断が付く生徒たちです。あなたの子どもにオルタナティブスクールに通うのはどうかと聞いてみてください。一般的な学校からは抜け出したいのでしょうか?それともオルタナティブスクールで得られるメリットを感じるでしょうか?
例えば、情緒障害があると診断された生徒の場合、そういった生徒の経験の多い教師に囲まれている方がいいでしょうか?オルタナティブスクールはスケジュールが柔軟であるか、卒業がより容易になるプログラムが用意されているでしょうか?子どもがどう思っているか聞いて、メリットとデメリットを考え、入学前に学校に訪問し、学校での経験について情報を仕入れることをおすすめします。
直接その学校の先生方へ教育プログラムに関する意見等を聞いてみましょう。 また、実際に教育環境を見学し、先生方は生徒に協力的か、問題行動を起こす生徒たちの集まる場所ではないか等もチェック出来たらいいですね。

海外のオルタナティブスクールの記事を読んでみて

実は、この内容を読んでみて、驚くほどルネサンス高校がこれまで対応してきた生徒たちに似ていると感じました。ルネサンス高校は、日本の文科省に認められた公教育を提供しているため、オルタナティブスクールとはいえません。しかし、一般的な学校に通うことができない、成績や人間関係がうまくいかない、留年の危機を感じている生徒にとって、オルタナティブスクールに近い環境を提供できているのではないかと思うのです。さらに、いわゆる「悪い子」だから行くのではなく、最近は自分に合った学校として選ばれはじめている傾向にあります。特に、通学コースやeスポーツコースはより積極的に東京・愛知・大阪で既存の枠にとらわれない教育を提供する機会になっています。通信制という仕組みを使って、登校しなくていい多くの時間を、別の方向に伸ばすカリキュラムを提供しています。