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不登校の原因とは?「無理な登校」より大切な、お子さまの笑顔を取り戻す接し方と進路

更新日:2026.03.06

不登校の原因とは?

「朝、起きてこない子どもを前に、どう声をかけたらいいのかわからない......」
「このまま将来はどうなるの?」

そんなふうに一人で悩み、出口の見えないトンネルにいるような気持ちになっていませんか。今、不登校の子どもの数は増加傾向にありますが、それはお子さまやご家庭だけの問題ではありません。

不登校は、お子さまからの「少し休みたい」という大切なサインです。
そしてもう一つ、大切なことがあります。今の学校に戻ることだけが、唯一の道ではないということです。

この記事では、「不登校の原因」「親にできる接し方」「学校以外の選択肢」を、順を追って整理していきます。

まず「今の不安」を整理したい方へ

通学が難しい今でも、卒業をめざせる仕組みがあります。不登校を経験した先輩たちの事例と学習スタイルをまとめた資料をご用意しています。

不登校の原因とは?

不登校の原因とは?

不登校の原因はさまざまですが、特に多いのは、以下の6つです。

  • 無気力・不安(心のエネルギーが「空っぽ」な状態)
  • 生活リズムの乱れやあそび
  • いじめなど、学校生活上のトラブル
  • 学業の不振
  • 家庭内の問題
  • 精神的な未熟さ
  • 発達障害の可能性

それぞれの詳細を解説します。

無気力・不安:心のエネルギーが「空っぽ」な状態

文部科学省の調査でも最も多いとされる理由ですが、これはサボりではなく、ガソリンが切れた車のような状態です。

ここで「頑張れ」と背中を押すのは、動かない車を無理やり押すのと同じ。
無気力・不安になってしまうきっかけや要因は子どもによってさまざまです。子どもが望んでいないのに保健室登校させたりすることは、かえって負担となりえます。
まずは「家を世界一安心できる場所にすること」。それが、エネルギーを再充填する第一歩になります。

無気力・不安になってしまった明確な原因がある場合、原因を取り除かなければ根本的な解決には至りません。原因が特定できない場合も、子どもの「学校へ行きたくない」気持ちを尊重する必要があります。

生活リズムの乱れやあそび

生活リズムの乱れやあそびが不登校の原因になる場合があります。子どもによって背景はさまざまですが、家庭環境が影響しているケースが多いことが特徴です。

「家庭内の雰囲気が悪くて居心地が良くないため、遅くまで友人とあそぶようになった」「勉強や友人関係について親から過度に干渉され、息が詰まる」「親が自分に無関心で、なんとなく寂しさや孤独を感じる」などの理由が一般的です。

親の接し方を変えることで、改善が図られるケースもあるでしょう。過度に干渉したり、無関心な態度を取り続けたりすることは、子どもの心を傷つけてしまいます。子どもへの愛情をストレートに表現したり、一緒に楽しい時間を共有したりといった働きかけが大切です。

いじめなど、学校生活上のトラブル

「不登校=いじめが原因」とイメージする人が多いかもしれませんが、実際には不登校の理由としていじめをあげる子どもの割合は高くありません。いじめよりも、友人関係などのトラブルが不登校に発展してしまうケースが多いのです。

しかし、いじめについては学校側と子どもの間で認識が異なる場合が多いのが実情です。そのため、実際には「いじめを受けた」と感じている子どもの人数は、さらに多い可能性があるでしょう。

集団生活を送るうえでは、自分と考えや行動が合わない人がいます。無理に合わせようとすると精神的に疲弊してしまうため、「いろいろな人がいるけれど、無理に全員と仲良くしなくても大丈夫」と伝えてあげることが大切です。

学業の不振

学業不振が不登校の原因になるケースがあります。学校生活の大半は授業時間のため、勉強についていけなくなってしまうと、学校自体が苦痛に感じられるでしょう。

毎日楽しく通学できるようにするためには、学力の向上が必要です。小学生であれば、親が勉強をみてあげることが有効な手段です。「どうしてできないの?」と子どもを責めるのではなく、できた部分を褒めてあげるようにしましょう。子どもが自信を持てるようにすることが大切です。

中学生や高校生の場合は、いつから授業についていけなくなったのかを確認し、場合によっては塾などのサポートを受けながら改善していくことが必要でしょう。つまずきを放置せず、わからない部分からしっかり復習することが大切です。

家庭内の問題

家庭内の問題は、子どもの精神面に大きな影響を与えるため、不登校の原因になることがあります。特に、親の失業や離婚などをきっかけに生活環境が大きく変わると、気持ちが不安定になる子どもがいます。

生活環境が変わったこと自体よりも、親のストレスが子どもに伝わり、子どももストレスを抱えてしまうといったケースがあるでしょう。ストレスに対する子どもの反応はさまざまで、友人関係に変化が生じたり、人との関わりを絶ってしまったりといったケースがあります。

親自身に余裕がないと、子どもに優しく接することが難しい場面があるかもしれません。しかし、子どもは親が思っている以上に親のストレスやイライラに影響されやすいことを認識しておく必要があります。

精神的な未熟さ

精神的な未熟さが不登校と関連している場合があります。特に小学生に多い傾向ですが、「親と離れることに不安がある」「自分で何でもやる環境になじめない」といったケースです。

精神的な未熟さから、苦手な教科のある日は学校を休もうとしたり、「休み時間にトイレに行く」「次の時間の準備をする」といった基本的な生活習慣が身につかなかったりすることがあります。

好きなことに対しては積極的に取り組むことが多いため、何が不登校の原因かわかりにくいかもしれません。このような子どもに関しては、学校の教員や専門機関への相談などを通して、継続的に成長を見守る必要があります。

発達障害の可能性

不登校の原因として、発達障害もあげられます。たとえば発達障害のひとつ、学習障害(LD)がある場合、読み書きや算数に問題を抱えるかもしれません。同級生が苦もなくできることができない、教職員や周囲の子どもから指摘されてしまうこと、学校が辛い場所になる可能性もあります。

不登校の原因となり得る発達障害は、学習障害だけではありません。他にも、注意欠如・多動症(ADHD)の場合なら、じっと座っていることが難しく、授業が苦痛に感じる可能性があります。小学生の不登校の原因としては珍しいものではないと考えられるでしょう。

神経症(不安障害)の可能性

神経症とは正式な医学用語ではありませんが、一般的には「不安障害」のようなものとして認識されています。たとえば、人前で話すことや試験に対して過度に不安を感じて学校に行けなくなったり、混乱状態になったりするなどの状態が確認されるときは、不安障害かもしれません。

不安障害の症状はさまざまです。突然理由もなく強い不安に襲われて過呼吸やめまいが生じる「パニック障害」や、手を執拗に洗い続けたり何度も同じ問題を確認したりする「強迫性障害」などが見られ、学校に行くのが難しくなるケースも少なくありません。

なお、不安障害は、症状や程度によっては治療が必要になることもあります。早めに医療機関に相談してみましょう。

高校生に多い不登校の原因

不登校の原因とは?

令和4年度の高校生の主な不登校の理由(※1)は、以下の通りです。

要因 割合(%)

無気力・不安

40.0

生活リズムの乱れ・あそび・非行

15.9

いじめを除く友人関係をめぐる問題

9.2

入学・転編入学・進級時の不適応

8.4

学業の不振

5.6

進路に係る不安

4.1

親子の関わり方

2.8

家庭内の不和

1.8

家庭の生活環境の急激な変化

1.8

学校のきまり等をめぐる問題

0.8

クラブ活動・部活動等への不適応

0.8

教職員との関係をめぐる問題

0.5

いじめ

0.2

傾向としては、小学生・中学生と大きく変わりませんが「入学・転編入学・進級時の不適応」の割合が増えています。高校生活が始まると同時に、新しい人間関係を築かなければならない子どもが多くいます。何らかの要因で学校になじめないと、次第に行きづらくなってしまうのでしょう。

また、高校生の場合「単位が足りなくなる」「留年してしまう」という現実的な不安が、親子の焦りを加速させます。

しかし、データを見ると新しい動きも分かります。全日制の不登校者数が約6.8万人※2)であるのに対し、通信制高校を選ぶ生徒数は年々増加し、現在は30万5,197人※3)と過去最多となっています。

今の学校が合わなくても、"卒業をあきらめる"必要はありません。約10人に1人が選んでいる「通信制高校」という選択肢なら、通学の負担を減らしながら単位を積み上げ、自分らしい再スタートを切ることが可能です。

実際にルネサンス高校には、不登校を経験し、自分のペースで学習を再開して笑顔を取り戻した先輩たちがたくさんいます。

中学生に多い不登校の原因

不登校の原因とは?

令和4年度の中学生の主な不登校の理由(※)は、以下の通りです。

要因 割合(%)

無気力・不安

52.2

生活リズムの乱れ・あそび・非行

10.7

いじめを除く友人関係をめぐる問題

10.6

学業の不振

5.8

親子の関わり方

4.9

入学・転編入学・進級時の不適応

3.8

家庭の生活環境の急激な変化

2.2

家庭内の不和

1.7

進路に係る不安

0.9

教職員との関係をめぐる問題

0.9

学校のきまり等をめぐる問題

0.7

クラブ活動・部活動等への不適応

0.4

いじめ

0.2

多いのは、小学生と同様に無気力・不安です。特徴的なのは、「いじめを除く友人関係をめぐる問題」が10.6%と、大幅に増えていることです。友人関係が複雑化し、悩みを抱える中学生が多いことがわかります。

小学生に多い不登校の原因

不登校の原因とは?

令和4年度の小学生の主な不登校の理由(※)は、以下の通りです。

要因 割合(%)

無気力・不安

50.9

生活リズムの乱れ・あそび・非行

12.6

親子の関わり方

12.1

いじめを除く友人関係をめぐる問題

6.6

学業の不振

3.2

家庭の生活環境の急激な変化

3.2

入学・転編入学・進級時の不適応

1.8

教職員との関係をめぐる問題

1.8

家庭内の不和

1.5

学校のきまり等をめぐる問題

0.7

進路に係る不安

0.3

いじめ

0.3

クラブ活動・部活動等への不適応

0.0

無気力・不安が圧倒的に多く、精神的な面で問題を抱え、不登校になる小学生が多いことがわかります。無気力や不安を抱える子どもに対して、強制的に学校へ行かせるのは得策ではありません。まずは休養し、気持ちの回復を待つことが大切です。

また、フリースクールも検討できます。以下をご覧ください。

不登校の子どもにできること

不登校の原因とは?

子どもが不登校になると、親は誰しも不安になったり焦ったりするものです。しかし、学校へ行くことを強要すると、かえって事態を悪化させてしまうことがあります。

おすすめの対応方法は、以下の3つです。

  • 子どもとしっかり向き合う
  • 学校や専門家と連携して対応する
  • 学校以外に子どもの居場所を探す

それぞれの詳細を解説します。

子どもとしっかり向き合う

不登校の原因には、親や教員には話したくない理由の場合もあるはずです。子どもに対して、理由を問い詰めたり、学校へ行くように促すようなことはせずに、しっかりと向き合うようにしましょう。

「よくがんばったね」とこれまで学校へ通っていたことに対して労いの言葉を掛けるとともに、「話したくなったら話してね」と伝えることがポイントです。子どもと継続的にコミュニケーションを取るなかで、ふとしたタイミングで話してくれることがあります。

学校や専門家と連携して対応する

不登校は、場合によっては長期化することがあります。親だけで何とかしようとせず、学校やスクールカウンセラー、支援団体との連携が大切です。

まずは学校の教員やカウンセラーに協力を求め、子どもの学校での様子を把握するとよいでしょう。何かヒントが隠されているかもしれません。

また、不登校の子どもを支援するさまざまな団体があるため、相談するのもよい方法です。悩みを抱え込まずに、今後のために前向きに行動することが大切です。

学校以外に子どもの居場所を探す

不登校が長期化すると親としては心配になるかもしれませんが、学校へ通学することだけが不登校解決のゴールではありません。塾やフリースクール、教育支援センターなどでも勉強ができます。高校生なら、通信制の学校への転校も選択肢の1つでしょう。

子どもの将来の選択肢を狭めないためにも、さまざまな方法を検討してみることが大切です。子どもにとっても、学校以外に自分の居場所ができることのメリットは大きいはずです。

高校生の場合は、通信制高校への転校という選択肢もあります。
もし「毎日の登校」というハードルが、お子さまの心を苦しめているのなら、そのハードルを一度取り払ってみませんか?
ルネサンス高校のeラーニングなら、パジャマのままでも、ベッドの中でも学習が進められます。誰の目も気にせず、「できた!」という自信を積み重ねる。そんな新しい学びの形を、パンフレットで詳しくご紹介しています。

不登校の子どもにやってはいけないこと

子どもに不登校の傾向が見られるときは、様子を見守るだけでは十分とはいえません。子どもが話しやすい環境を作り、子どもの言葉に耳を傾けるようにしてください。子どもが自分から「聞いてほしい」と思えるような雰囲気にすることで、早期に問題解決できることがあります。

特に避けるべき対応は、次の3つがあげられます。

  • 積極的に登校を促す
  • 学校へ行かない理由を問い詰める
  • 不登校への不安や親の辛さを訴える

子どもが安心して不安や悲しみなどを吐き出すためにも、まずは親が気負わず笑顔になることが大切です。

通信制高校ならルネサンス高校

不登校の原因とは?

ルネサンス高校は、2006年に開校した通信制高校です。eラーニングの学習環境が充実しているため、毎日学校へ通う必要がありません。自宅で学習したり、カフェなどのお気に入りの場所で学習したり、あるいは自由登校できるキャンパスで勉強することも可能です。

また、生徒一人ひとりの学習の進度をしっかり記録しています。担任教員だけでなく、保護者も学習状況を把握できることが特長です。

不登校のお子さまの将来の選択肢として、ルネサンス高校の具体的な学習スタイルとサポートを詳しく知ってみませんか。
卒業まで安心のeラーニングの詳細や、保護者の方も安心の学習状況の把握の仕組みやサポート体制など、進路選択に役立つ情報がパンフレットに満載です。
ご家族皆さまでご覧いただき、お子さまに合った学び方を見つけるために、ぜひお気軽にご請求ください。

まとめ

不登校の原因とは?

あなたは一人ではありません

不登校の原因はさまざまですが、精神面での不調や学校の人間関係、家庭の事情などが複雑に絡み合っている場合が多くあります。
原因をすべて特定し、解決しようと焦る必要はありません。 それ以上に大切なのは、お子さまと保護者さまが「今日を穏やかに過ごせること」です。

無理に学校へ戻ることだけが解決策ではありません。今は、お子さまのペースを尊重しながら、未来への道を探せる選択肢がたくさんあります。

  • まずは休養: 心のエネルギーがたまるまで、温かく見守る。
  • 視野を広げる: 学校以外の「居場所」や「学び方」を知っておく。
  • 一人で抱えない: 専門家や通信制高校のサポートを活用する。

「今の学校にこだわらなくても、道は続いている」
そう思えるだけで、保護者さまの心も、お子さまの心も、ずっと軽くなるはずです。

もし、お子さまが自分らしく歩き出せる場所を探したいと思われたら、いつでもルネサンス高校にご相談ください。私たちは、お子さまとご家族の「新しい一歩」を全力で応援しています。

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