通信制高校のルネサンス高校グループ

電話 0120816737

教育コラム 発達障害・不登校からの高校進学は?進路の選択肢と特性に合う学校の選び方

2026年最新データ 発達障害 不登校 高校進学 学校選び 保護者
公開日:2026.09.30

監修

勝又 翼(Tsubasa Katsumata)

2011年10月のルネサンス豊田高等学校開校以来、教諭として担任やスクーリング業務を担当。その後、入学相談にも携わり、約5,000名の生徒や保護者に向き合ってきた経験から、発達の凹凸や不登校の背景への深い理解を持つ。現在は、15年にわたる教育現場での経験と「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」の知識を活かし、学費からライフプランまでを見据えた「後悔しない学校選び」の情報を発信しています。

ルネサンス豊田高校開校以来、教員や入学相談の活動を通じ、約5,000名の生徒や保護者に向き合い、発達の凹凸や不登校への深い理解を持つ。現在は15年の教育経験と「2級FP技能士」の知識を活かし、学費からライフプランまで見据えた「後悔しない学校選び」を発信中。

「特性のこともあって、中学になかなか行けていない」
「このまま、高校はどうなってしまうんだろう」

中学に行けていない時期があると、「高校への道が狭まってしまうのでは」と不安を感じるご家庭も少なくありません。

結論からお伝えすると、中学校での出席日数や内申点に関わらず、高校へ進学できるルートは複数用意されています。この記事は、発達障害の診断があるお子さまにも、いわゆるグレーゾーンのお子さまにも向けた内容です。特性は「直すべき欠点」ではなく、その子らしさとして尊重し、これからの進路や学校選びのポイントを整理していきます。

ルネサンス高校をはじめとする通信制高校では、一人ひとりに合わせて、学び方や人との距離を選べます。環境が変われば、同じ特性のままでも無理なく通えることは珍しくありません。

この記事では、発達障害と不登校が重なりやすい背景、内申点・出席日数が少なくても進学できる理由、5つの進学先の比較、そして特性に合う学校の選び方まで、順番にご紹介します。

この記事でわかること

  • 重なりやすい背景
    発達障害と不登校が重なりやすい理由と、お子さまを責めない考え方
  • 5つの進学先の比較
    通信制・定時制・全日制・高等専修学校・高卒認定という選択肢
  • 特性に合う学校の選び方
    見学・相談で確認したい配慮のチェックリスト
相談無料 オンラインOK お子さまを連れてこなくてOK

診断の有無にかかわらず、まずはご相談ください

通信制高校(ルネサンス高校)に詳しい相談員が、まずはお話を伺います。「うちの子の場合はどうか」を一緒に整理できます。

個別相談・学校説明会はこちら

資料請求(無料)はこちらから

発達障害と不登校が重なりやすい背景 ー お子さまの努力不足ではありません

発達障害の特性と、学校の環境がうまく合わないことがあります。音や光、匂いへの感覚の過敏さ、対人コミュニケーションのすれ違い、一斉指示の聞き取りづらさなどがあると、「学校にいるだけで、周囲の何倍もエネルギーを消費する」という状況が生まれることがあります。ADHD・ASD・LD・グレーゾーンなど、特性のあらわれ方は一人ひとり異なります。

こうした状態は、「甘え」や「育て方」の問題ではありません。多くの場合、本人は環境に適応しようと、限界まで無理を重ねています。その結果としてエネルギーが切れ、学校に行けなくなることがあります。これは、本人の怠けでも、ご家庭の教育不足でもありません。

だからこそ、「特性を無理に変える」のではなく、「特性に合う環境を選ぶ」という考え方が意味を持ちます。学び方や人との距離、配慮のある環境を選べば、同じ特性のままでも、無理なく通える可能性が広がります。

たとえば、朝の登校が大きな負担になっている場合と、大人数の教室や対人関係が負担になっている場合では、合いやすい環境も異なります。「学校に行けるかどうか」だけを見るのではなく、何が負担になっているのかを1つずつ整理すると、進路選びの軸が見えやすくなります。

データで見る「環境を変える」という選択

不登校の背景は複合的で、「甘え」や「育て方」だけで説明できるものではないと指摘されています。また、通信制高校で学ぶ生徒数は305,197人、高校生全体の約9.6%にのぼり、進学先として一般的になっています。

出典:
「これからの通信制高等学校の在り方について」(文部科学省)(令和5年11月)
(https://shitsukyo.jp/pdf/workshop2023/document02.pdf)
「学校基本調査-令和7年度 結果の概要-」(文部科学省)
(https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/kekka/k_detail/2025.htm)

ルネサンス高校 先生からのヒトコト

「うちの子は怠けているのでは」「私の育て方が悪かったのでは」と、ご自身を責めてしまう保護者の方は少なくありません。実際に生徒と接している立場からお伝えすると、多くは特性と環境の相性の問題で、育て方のせいではありません。まずは、これまで頑張ってこられたお子さまとご家庭を、どうか責めないでいただけたらと思います。

結論:内申点・出席日数が少なくても、高校進学はできます

中学で不登校の時期があっても、進学できる高校があります。次のような仕組みが用意されています。

  • ・不登校でも受験できる仕組みがあります(自己申告書や、受験上の配慮など)
  • ・内申点の影響が小さい学校や、内申点を問わない学校があります

ただし、受験の仕組みや配慮の内容は学校によって異なります。ここでの説明は一般的な傾向であり、正確な基準は在籍校や進学先へご確認ください。「うちの子の場合はどうか」を早めに相談しておくと、安心して準備を進められます。

進路を考えるときは、現在の出席日数や内申点だけで「受けられない」と決めつけず、まず希望する学校の出願条件を確認してみましょう。在籍中学校の先生と相談しながら、必要に応じて志望校の個別相談を利用すると、準備すべきことを具体化できます。

【比較】発達障害があり不登校のお子さまの5つの進学先

ここでは、5つの進学先を、登校の頻度・学びの特徴・入試の目安で比べてみます。どれか1つが正解というわけではなく、お子さまの特性や状況との相性で選べます。それぞれの詳しい内容は、関連記事で紹介しています。

進学先登校の頻度特性・不登校の子との相性入試の目安
通信制高校おすすめレポート中心。通う頻度を選べるペースを調整でき、負担を抑えて再スタートしやすい書類・面接が中心
定時制高校平日は毎日(1日の授業時間は短め)。学校により昼間部・夜間部などがある授業時間が短く、1日の負担を抑えやすい面がある。ただし通学は平日毎日が基本学力試験・面接等が中心(学校により異なる)
全日制高校平日は毎日不登校への配慮がある学校は限られ、負担は大きめ学力試験・面接等が中心
高等専修学校毎日登校が基本学びたい分野が明確なら意欲につながりやすい面接・書類が中心。学力試験は軽め、または課さない学校も
フリースクール等
+高卒認定
通い方は自由度が高い居場所を確保しやすい。高校卒業ではなく高卒認定をめざす入学試験はない

※各進学先の一般的な特徴をもとに作成。詳しい条件は各校の募集要項をご確認ください。

01TYPE

通信制高校

レポートを中心に、通う頻度を選びながら学べる進路です。ペースを調整しやすく、負担を抑えて再スタートしやすいのが特徴です。まずは資料や個別相談で、お子さまに合うサポートがあるかを確かめてみるとよいでしょう。

02TYPE

定時制高校

1日の授業時間が短く、通学の負担を抑えやすい面があります。その分、卒業までに4年かかることが多い点は知っておきたいところです(3年で卒業できる「三修制」を設けている学校もあります)。学校によって昼間部・夜間部などがあり、生活の時間帯に合う学校を選べる場合もあります。ただし決まった時間割に沿って平日は毎日通う形が基本なので、通学を続けられそうか、お子さまの体調や特性とあわせて考えておくと安心です。

03TYPE

全日制高校

全日制は、平日は毎日登校する一般的な高校です。不登校を経験したお子さまへのサポートに力を入れている学校もありますが、その数はまだ多くありません。毎日通う生活に戻ることを1つの目標にする場合の選択肢になります。通学や対人関係の負担は大きくなりやすいので、見学で校内の雰囲気や先生との距離感を確かめておくと、お子さまが通えそうかどうかを判断しやすくなります。

04TYPE

高等専修学校(専修学校の高等課程)

調理・製菓・理美容・IT・福祉など、専門分野を実践的に学べる進路で、学びたい分野がはっきりしているお子さまには意欲につながりやすい環境です。特性に配慮した支援を整えた学校もありますが、合格後は毎日登校する形が基本になります。なお、高等専修学校は「高等専門学校(高専)」とは別の学校です。名前が似ていて混同しやすいので、進路を調べるときは区別しておきましょう。

05TYPE

フリースクールなど+高卒認定

学校に籍を置く進路ではなく、フリースクールなどで過ごしながら、高卒認定試験の合格をめざす組み合わせです。決まった登校日がなく通い方の自由度が高いため、まずは安心して過ごせる居場所を確保したい段階で選ばれることもあります。入学試験はありませんが、高卒認定に合格しても高校卒業の資格そのものとは扱いが異なり、その後の進学・就職で必要になる準備も変わります。将来の進路とあわせて考えておきたい方法です。

比較するときは、「毎日通えるか」ではなく、「今の状態でも続けられそうか」という視点を持つことが大切です。登校頻度だけでなく、授業の時間帯、人との関わり方、課題の進め方なども含めて考えると、お子さまとの相性を判断しやすくなります。

出典:「高等専修学校から大学へ」(文部科学省)
(https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/senshuu/1280735.htm)

発達障害のあるお子さまに
通信制高校が選ばれやすい3つの理由

通信制高校で学ぶ生徒は増えており、いまでは高校生のおよそ1割にあたる約30万人が学んでいます。ここでは、発達障害のあるお子さまに通信制高校が選ばれやすい理由を、3つの視点からご紹介します。

1.通う頻度や人との距離を、自分に合わせて選べる

大人数の教室や毎日の登校が負担になりやすい場合でも、通信制高校は登校日数や人との関わり方を自分で選びやすい学び方です。負担の少ない通い方から始め、体調や気持ちに合わせて少しずつ慣れていくこともできます。

2.体調や気分の「波」に合わせて、ペースを組み立てられる

体調や気分に波があっても、通信制高校はレポートを中心に学ぶ形で、決まった時間割に縛られにくいため、自分のペースで進められます。調子のよい時間帯に取り組み、体調が優れない日は休んで別の日に振り替える、といった調整がしやすく、通院やカウンセリングとも両立しやすい仕組みです。

3.入学前から、必要な配慮について相談できる

通信制高校のなかには、入学前から配慮について相談できる学校があります。入学後に困ってから動くのではなく、どんな場面でつまずきやすいかを先に共有しておくことで、入学後のミスマッチを防ぎやすくなります。

相談するときは、「大人数だと指示を聞き取りにくい」「文章を読むのに時間がかかる」など、困りやすい場面を具体的に伝えると、学校がどのような対応をできるかを確認しやすくなります。

出典:「これからの通信制高等学校の在り方について」(文部科学省)(令和5年11月)
(https://shitsukyo.jp/pdf/workshop2023/document02.pdf)

ルネサンス高校 先生からのヒトコト

入学前から配慮について相談できることを、実際に生徒をサポートしている一員としてお伝えします。「別室で受けたい」「文字の読み書きに時間がかかる」など、気になることは遠慮なくお聞かせください。見学や個別相談で、具体的にどんな対応ができるかを一緒に確認していきましょう。

学校見学・個別相談で確認したい配慮・サポートのチェックリスト

見学や相談のときに、そのまま使える質問リストです。気になる項目に印をつけ、メモにして持っていくと、聞き漏れを防げます。お子さまにとって負担が大きいこと、反対に「これがあれば通えそう」と思えることを中心に確認すると、学校ごとの違いが見えやすくなります。

  • 別室や個別でのスクーリング対応はあるか
  • 親子スクーリング(保護者も参加できる仕組み)はあるか
  • タブレットやPCを活用したデジタル教材(読み書きのサポート)に対応しているか
  • スクールカウンセラーなど専門の相談体制が整っているか
  • チャット等を活用した学習・進捗フォローがあるか

通信制高校の詳しい選び方は、別の記事でもご紹介しています。本記事は「進路全体の入口」として、まずは全体像をつかむのにお役立てください。

一人ひとりの特性に寄り添う
通信制高校「ルネサンス高校」

ここまでにご紹介した「3つの理由」や「チェックリスト」の内容にこたえられる学校の1つとして、ルネサンス高校があります。「これは配慮してもらえるだろうか」という段階からでも、お気軽にご相談いただけます。

スマートフォン・タブレットでのスマート学習

自宅や自分の好きな場所、落ち着ける場所で、短時間ずつ自分のペースで学習を進められます。

充実したサポート体制

スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーに相談できる体制があり、学習の面だけでなく、心や生活の面からもサポートを受けられます。

事前相談で安心のスタート

入学前に必要なサポートや登校スタイルを担当者としっかり整理できます。

今すぐ進路を決めなくても大丈夫です。まずは資料を取り寄せて、ご家庭でゆっくり見比べるところから始めてみてください。気になる点があれば、個別相談で直接おたずねいただけます。

先輩・保護者の声

保護者卒業生

中学のころは、毎朝辛そうにしている姿を見るのが、親としても苦しかったです。配慮を相談できる環境に移ってからは、少しずつ表情がやわらいで、自分から「今日はここまでやった」と話してくれるようになりました。特性を責められない場所があると知れて、親のほうも心が軽くなりました。

保護者の声をもっと読む
在校生新入生

体調に波があっても、自分のペースで学べるので、少しずつでも続けられています。「無理をして毎日通わなくてもいいんだ」と思えるようになってから、勉強にも前向きになれました。

先輩の声をもっと読む

よくある質問

Q内申点や出席日数が少なくても、受験できる進学先はありますか?

はい、あります。
内申点の影響が小さい学校や、書類・面接を中心に選考する学校があるためです。ただし基準は学校ごとに異なるので、正確な条件は在籍校や進学先へご確認ください。早めに相談しておくと、選択肢を整理しやすくなります。

Q5つの進学先のうち、うちの子の特性に合うものは、どう選べばいいですか?

「登校の頻度」「人との関わり方」「学びたい内容」の3つを軸に考えると、絞りやすくなります。
1つに決めきれないときは、いくつか見学して、お子さまの反応や様子を見てみましょう。個別相談で一緒に整理することもできます。

Q発達障害の診断があることは、通信制高校受験で不利になりますか?

診断があるからといって、受験で不利になるわけではありません。
必要な配慮を受けるために、事前に相談しておくことが役立つ場合があります。配慮の内容は学校により異なるため、見学や個別相談でたしかめておきましょう。

Q高卒認定と高校卒業、どちらをめざすのがいいですか?

就職や進学の幅を考えると、高校卒業(高卒資格)をめざすほうが、選択肢は広がりやすいです。
高卒認定は大学・専門学校などの受験資格を得られますが、それだけでは高校卒業(高卒)にはなりません。履歴書に「高卒」と書けるのは高校卒業資格のほうで、就職などで有利になる場面が多いといわれています。通信制高校なら、自分のペースで高校卒業をめざせます。どちらが合うかは、個別相談で一緒に考えられます。
出典:「高等学校卒業程度認定試験」(文部科学省)(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/)

まとめ:特性は個性。
お子さまに合う進路は選べます

ここまで、発達障害や不登校を経験したお子さまの高校進学について、進路の選択肢と、特性に合う学校の選び方をお伝えしてきました。最後に、大切なポイントを振り返ります。

振り返りチェックリスト

  • 不登校の背景には、特性と環境の相性がある:相性の合う環境を選べば、無理なく通えるようになることも珍しくありません。
  • 内申点や出席日数が少なくても、進学できる道は複数ある:通信制・定時制・全日制・高等専修学校など、選考の方法も登校のかたちも学校によってさまざまです。今の状況だけを見て「もう進学は難しい」と決めつけなくて大丈夫です。
  • お子さま本人が「通いたい」と思える学校を選ぶ:見学や個別相談で、必要な配慮を受けられそうかに加えて、お子さま自身が安心できそうか、ここで学んでみたいと感じられるかも、いっしょに確かめてみましょう。

中学に行けていない時期も、お子さまの歩みの一部です。そこからでも、選べる高校の進路はいくつもあります。今すぐ全部を決めなくても大丈夫です。まずは情報を集めて、少しずつ「合いそうな場所」を探していくところから始めてみてください。

ルネサンス高校では、発達障害の診断の有無にかかわらず、進路のご相談を受けています。お子さまおひとりでも、保護者の方だけでも、オンラインでもご相談いただけます。「まだ迷っている」という段階でも構いませんので、気になることがあれば、お気軽にお声がけください。

ルネサンス高校について・もっと知りたい方へ

まず話を聞いてみませんか?

「うちの子に合う進路が、まだ見えない」――そんな段階でも大丈夫です。ご家庭ごとの状況に寄り添いながら、進路の選択肢をご提案いたします。

無料 オンライン可 お子さまだけ・保護者だけの相談もOK

一人ひとりの特性に寄り添って、高校卒業の選択肢を広げる。
まずは資料請求や個別相談からはじめてみませんか?

ご希望の日時と相談方法(オンライン/電話/来校)をお選びいただけます

もしくは

まずは一歩、お子さまの未来への選択肢を広げてみませんか?
(相談無料・いつでも変更可能です)

資料請求(無料) カンタン1分で完了
中学・高校生 対象 個別相談・説明会
中学3年生 限定 オープンキャンパス