教育コラム 通信制高校は全日制と併願できる?仕組みと出願スケジュール
「子どもの選択肢を広げるために、今から準備できる進路を知っておきたい」
「第一志望は応援したい。でも、もう1つ安心できる進路も見ておきたい」
高校受験を控えたご家庭にとって、志望校の合格を応援する気持ちと同時に、「もう1つの進路」を用意しておくことは、大きな安心につながります。
通信制高校は、全日制高校と同じ「高等学校卒業資格」を取得できる、対等で前向きな進路の1つです。あらかじめ情報を収集しておくことで、お子さまが落ち着いて本命の受験に臨むための心強い土台となります。
結論からお伝えすると、多くの通信制高校は全日制高校との併願が可能です。また、全日制の合格発表を待ってから出願や入学手続きができる学校も多くあります。まずはこの仕組みを知っておくだけでも、受験に向けた視野と安心感がぐっと広がります。
ルネサンス高校をはじめとする通信制高校は、自分の学び方を大切にしながら、納得して選べる進路です。この記事では、通信制高校を併願にできる仕組み、秋からのモデルスケジュール、そして失敗しない学校の選び方とご家庭での伝え方を順番にご紹介します。
この記事でわかること
- 併願の仕組み
通信制高校を併願校にできる理由と、知っておきたいメリット - 併願準備の全体スケジュール
情報収集から合格後の手続きまで、時期ごとの具体的な進め方 - 納得のいく選び方と伝え方
学校選びの4つの確認ポイントと、ご家庭での話し方の工夫
受験前の情報収集だけでも歓迎です
通信制高校(ルネサンス高校)に詳しい相談員が、まずはお話を伺います。併願の仕組みや出願時期も、そのままお聞かせください。
資料請求(無料)はこちらから
結論:通信制高校は併願できます
「併願可」としている学校なら、第一志望の全日制高校に合格した際に、辞退できます。出願の時期も学校によって幅があり、合格発表のあとの二次募集や、年度末の入学に対応する学校もあります。
メリットはそれだけではありません。入学金の延納制度がある学校の場合、全日制高校の結果が出るまで支払いを先延ばしにできる場合があります。また、通信制高校は学科試験や内申点だけで判断するのではなく、面接や書類を通じてお子さまの意欲や人柄を尊重する選考体制が多く採られています。そのため成績だけにとらわれることなく、お子さまの可能性を広げる選択肢として検討しやすくなっています。
併願を考えるときは、「併願を受け付けているか」だけでなく、合格したあとの手続き期限まで確認しておくと安心です。第一志望の発表まで入学手続きを猶予してもらえるのか、入学金はいつまでに納める必要があるのかなどを事前に把握しておくことで、結果が出たあとにも落ち着いて対応できます。
とくに私立の通信制高校では、書類・面接・作文を中心に、一人ひとりの姿勢を丁寧に見つめる選考を行う学校が大半です。学科試験のプレッシャーが少なく、受験期の負担を抑えながら併願できるため、第一志望の対策に集中しやすい点も大きな特徴です。
※選考方法は学校により異なるため、募集要項でのご確認をおすすめします。なお、入試や出願の時期、併願ができるかどうかは学校により異なります。詳しくは各校の募集要項をご確認ください。
ルネサンス高校の出願条件は、募集要項(資料請求)よりご確認いただけます
進路の選択肢は1つじゃない!
データで見る通信制高校の今
「自分に合った高校の学び方を選ぶ」「高校の通い方は1つだけではない」という考え方は、今とても一般的になっています。文部科学省の調査によると、通信制高校で学ぶ生徒数は305,197人で、過去最多となりました。高校生全体に占める割合は約9.6%にのぼります。
通信制高校で得られる卒業資格は、全日制高校・定時制高校とまったく同じ「高等学校卒業」です。大学や専門学校への進学、就職の道も、変わらず開かれています。だからこそ通信制高校は、単なる受け皿ではなく、「もう1つの本命候補」になり得ます。自分に合った学び方を選ぶことは、新しい可能性をひらくポジティブな一歩です。
出典:「学校基本調査-令和7年度 結果の概要-」(文部科学省)
(https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/kekka/k_detail/2025.htm)
通信制高校を「もう1つの選択肢」にする
秋から3月までのスケジュール
秋の準備期から全日制高校の発表がある3月まで、時期ごとの具体的な動きを解説します。全体のスケジュールをあらかじめ把握しておくことで、落ち着いて準備を進められます。
10月〜12月 ー 秋の三者面談期
パンフレット請求や学校見学を進め、併願先の通信制高校を選定して出願する時期です。秋は情報が集めやすく、保護者が中心となって動きやすいタイミングです。
この段階で併願校を1校に絞る必要はありません。「お子さまに合う学校」を比較検討するため、複数校の資料を並行して確認します。学費に加え、スクーリングの場所や日数、通いやすさ、学習サポート体制をあらかじめ把握しておきます。
1月〜2月 ー 併願受験期
通信制高校の併願入試を受け、合格(入学資格)を得る時期です。選考は書類・面接・作文が中心となる学校が多く、全日制高校の受験勉強と並行して準備を進められます。
第一志望の受験対策が本格化する時期でもあるため、通信制高校の必要書類や選考内容を早期に整理し、提出期限から逆算して準備を進めます。
3月 ー 全日制高校の合格発表後
全日制高校の合格発表後、自身の希望やライフスタイルにあわせて最終的な進路を選択する時期です。事前に出願し延納手続きを行っていた通信制高校へ進学する場合は、このタイミングで入学手続きを進めます。
通信制高校は全日制高校の合否にかかわらず、自分のペースで学びたいと思った時にいつでも自由に選べる進路です。また、3月まで「二次募集(後期募集)」を実施している通信制高校も多いため、合格発表後から新しく出願手続きを進めることも可能です。
秋から冬の段階で興味のある学校をリストアップしておくことで、3月の進路決定時に焦ることなく、自分に最適な選択肢を比較・決定できます。
ルネサンス高校 入学相談員からのヒトコト
「秋からの動き出しで3月に間に合うのか」というご相談をよくいただきます。秋の段階で候補校を数校ピックアップしておくことで、春まで余裕を持って進路を検討できます。焦らずご家庭のペースで、まずは情報収集から始めてみてくださいね。
「もう1つの本命」として選ぶための
4つの確認ポイント
実際に3年間を過ごすのはお子さま本人です。通信制高校を検討する際は、進路の選択肢を増やすこととあわせて、入学後に何をしたいか、どんな高校生活を送りたいかまで具体的にイメージして選ぶことが大切です。主体的な気持ちで通いたいと思える学校を選択することで、どの進路に進んでも充実した高校生活をスタートできます。事前に確認すべきポイントは以下の4つです。
学費の総額と就学支援金の適用
授業料だけでなく、入学金や施設設備費、教材費、さらにはスクーリングに伴う交通費や宿泊費も含めて、どのような費用が必要になるのか全体像をあらかじめ確認しておくと安心です。国の就学支援金制度を適用した際の「実際の自己負担額」まで把握しておくと、ご家庭に合った学校をより落ち着いて比較・検討しやすくなります。
スクーリング(対面授業)の開催時期と実施スタイル
年間に必要な登校日数や、どのような場所・スケジュールで実施されるかを確認しましょう。年に数日集中して通うスタイルや、定期的に通学するスタイルなど学校によって多様なため、お子さまの好みやライフスタイルに合う形式を選ぶことがポイントです。
学習・進路のサポート体制と卒業率・進路実績
レポート作成で困ったときの質問方法や、日々の学習フォローがどのように行われるかも、不安を解消するための重要なポイントです。卒業後の進学や就職を見据えている場合は、個別の進路相談や受験対策といった支援内容に加えて、過去の卒業率や進路実績、指定校推薦枠等も併せて確認しておくと、より安心して選択できます。
入学後に「通いたい」と思える専門コースや独自の魅力
高校生活でどんなことに挑戦したいか、お子さまの「好き」や「興味」に寄り添った特徴があるかも重要なポイントです。専門スキルを学べるコースや学校イベントなど、その学校だからこそ体験できる魅力・ワクワクするポイントを見つけておくことで、進学への期待感がより高まります。
気になるポイントは、パンフレットなどの資料請求をはじめ、学校見学や個別相談で具体的に確かめることができます。通信制高校の詳しい選び方については、こちらの記事でも詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
参考:「通信制高校の選び方|失敗しない比較ポイント7選と後悔しない学校の見つけ方」
先輩・保護者の声
入学する前は、勉強と好きなことを両立できるか不安でした。でも、専門コースで好きな分野に打ち込めるようになってからは、学校に通うのが楽しみになりました。自分のペースで学べるので、レポートも自分の生活にあわせて進められています。今は、好きなことを軸に将来のこともイメージできるようになりました。
先輩・保護者の声をもっと読む【保護者向け】お子さまへの話し方
- 進路の選択肢を前向きに広げる会話の工夫
受験期のお子さまは、進路へのプレッシャーから自分でも気づかないうちに気持ちが張りつめていることがあります。だからこそ、もう1つの進路について話すときは、「選択肢を広げる」「可能性を試す」という前向きな視点で声をかけてみるのがおすすめです。たとえば、次のような伝え方をしてみてはいかがでしょうか。
こんな声かけがおすすめ
- ・「気になる学校がもう1つあるから、一緒に見に行ってみよう」
- ・「どちらに進んでも自分らしく過ごせるように、面白そうな学校もチェックしておこうか」
「将来の選択肢を増やす楽しさ」として伝えることで、お子さまも過度なプレッシャーを感じず、リラックスして自分の進路に向き合いやすくなります。なお、ここで挙げた話し方はあくまで一例です。ご家庭ごとにご事情や関係性は異なりますので、お子さまの様子にあわせて、無理のない心地よい言葉を選んでいただくとよいでしょう。
ルネサンス高校 入学相談員からのヒトコト
「子どもにどう切り出せばいいか迷っている」「プレッシャーを与えずに進路の話をしたい」というご相談は、たくさんの保護者の方から伺ってきました。話し方に迷われた際は、まずは保護者の方だけでご相談いただいても構いません。ご家庭の雰囲気にあわせて、お子さまに寄り添った言葉かけや、ぴったりな学び方・学校生活をご提案いたします。
併願や時期に応じた進路相談に対応する
通信制高校「ルネサンス高校」
ここまで読み進めるなかで、「秋から動いて本当に間に合うのかな」「本人にどう伝えればいいだろう」と、迷いが残っている方もいらっしゃるかもしれません。受験に向けて、お子さまとご一緒にここまで準備してこられたこと自体が、すでに大きな一歩です。気持ちにゆとりを持って進めていただけたらと思います。
ルネサンス高校は、秋の情報収集の段階から、3月の合格発表後まで、どのタイミングでもご相談いただける通信制高校です。「まだ迷っている」「全日制高校と並行して考えている」という段階からでも歓迎しています。
ネット出願に対応
選考は書類・面接が中心で、ご自宅からスムーズに手続きを進められます。
柔軟な相談体制
出願時期や併願の具体策についても、個別相談にてひとつずつ丁寧にご案内します。
自分らしい高校生活
スマホやPCを活用した柔軟な学習スタイルと魅力的な専門コースで、お子さまが「ここを選んでよかった」と実感できるようサポートします。
ルネサンス高校は、お子さまの可能性を広げる「価値ある進路」として、前向きに選んでいただける学校です。自分のペースでやりたいことと学びを両立し、自分らしく充実した高校生活を送っている生徒がたくさんいます。焦る必要はありませんが、早い段階で納得できる選択肢を知っておくことは、お子さまもご家庭も心に余裕を持って受験に臨むための大きな支えになります。まずは資料を取り寄せて学校の雰囲気を知るところから、そして気になる点があれば、個別相談でお気軽におたずねください。
よくある質問
Q併願すると、受験料や入学金は二重にかかりますか?
受験料は受ける学校の数だけかかりますが、入学金や学費は待ってもらえる場合があります。
「入学金延納制度」を設けている学校もあり、全日制高校の合格発表が終わるまで支払いを延期できるケースも多く見られます。二重の負担を避けられるかどうかは学校によって異なりますので、出願前に募集要項や個別相談で確認しておくと安心です。
Q通信制高校の入試で、不合格になることはありますか?
基本的には不合格になりにくい選考を行っている学校が多いですが、定員オーバーや面接での意欲不足などにより不合格となるケースはあります。
特に私立の通信制高校では学科試験を課さない学校が多く、学力面で大きな差がつくことはあまりありません。そのため、「学力が届かなくて落ちるのでは」と過度に心配する必要はありません。なお、具体的な選考内容や定員枠は学校ごとに異なるため、気になる方は事前に個別相談などで確認しておきましょう。
Q全日制高校の結果が出た後(3月以降)からでも、出願が間に合う通信制高校はありますか?
はい、3月でも出願できる「二次募集(後期募集)」を行う学校があります。
募集の時期や受け入れ枠は学校によって異なるため、候補校の募集状況を事前にチェックしておくとスムーズです。春先に動く場合は、まず「現在も出願を受け付けているか」「入学手続きに何が必要か」を学校へ直接確認してみるのがおすすめです。
Q通信制高校を「併願先(もう1つの選択肢)」として受けても大丈夫ですか?
はい、問題ありません。
通信制高校は、全日制高校と同じ「高等学校卒業資格」を取得できる対等で前向きな進路です。近年では高校生の約9.6%が通信制高校で学んでおり、第一志望として選ぶ生徒も増えています。併願先(もう1つの選択肢)として選ぶご家庭もたくさんいらっしゃいますので、お子さまの可能性を広げる「魅力的な進路の1つ」として、また安心して受験に挑むための心強い備えとして、ぜひ気軽にご検討ください。
まとめ
ここまで、通信制高校を併願先として検討するときの仕組みや、秋からの準備の進め方をお伝えしてきました。最後に、大切なポイントを振り返ります。
振り返りチェックリスト
- 通信制高校は全日制高校との併願が可能:全日制の結果を待ってから入学手続きを進められる学校もあります。
- 秋のうちに候補校を絞って準備しておく:春の進路決定期にも慌てずに落ち着いて進められます。
- 「通うのが楽しみになる魅力があるか」で選ぶ:お子さまへは「進路の選択肢を広げる」という前向きな言葉で伝えてみましょう。
あらかじめ進路の選択肢を広げておくことが、進める道を増やして本命の受験に安心して臨むための大切な備えになります。「どちらの道に進んでも自分らしく学べる」という安心感があれば、気持ちに余裕を持って受験期を乗り越えやすくなります。焦って決める必要はありませんが、早めに多様な進路を知っておくことが、春を落ち着いて迎えるための支えになります。
ルネサンス高校では、受験前の情報収集だけのご相談も歓迎しています。お子さまだけ、保護者の方だけでのご相談も可能で、オンラインにも対応しています。まずは資料を取り寄せて学校の雰囲気を知るところから始められますし、個別相談では出願時期や併願の条件を1つずつ整理しながら確認できます。「まだ検討を始めたばかり」という段階でも構いませんので、気になることがあれば一人で抱え込まずにお気軽にご相談ください。お子さまに合ったぴったりの進路を、一緒に見つけていきましょう。
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「第一志望を一番に考えたい」――そのお気持ちのままで構いません。進路の選択肢を増やすことは、現在の受験勉強に落ち着いて臨むための支えにもなります。お子さまやご家庭の意向を尊重しながらご相談をお受けしておりますので、まずは資料請求や個別相談を通じてお気軽にご確認ください。
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