通信制高校で友だちはできるの? 【第三章 9】
「通信制高校なので友だちができるとは思っていなかったのに、スクーリングの初日に会ったS子とは、何でも話せる仲になりました」。そう語るのは通信制高校に通うY子さんです。
通信制高校の場合、「スクーリング」と呼ばれる日以外は学校に行く必要がありません。 別の回にまた詳しくご紹介しますが、スクーリングの回数は学校によってさまざまで、月に数回というところもあれば、年に数日だけというところもあります。
人間関係のわずらわしさに悩まなくて済む一方で、友だちが全然できないのではないか、と心配する人もいるかもしれません。 でも冒頭で紹介したY子さんのように、回数は少なくても、スクーリングを通して、今まで出会えなかったような友人を作ることだってできるのです。
Y子さんは「たぶん、お互いに苦労しているから、お互いの気持ちがよくわかるのだと思う」と話します。何でも相談できる友だちを持てるというのは本当に素晴らしいことです。
通信制高校には、同年代の人だけでなく、もう社会人として何年も働いている人、人生経験を長く積んでいる人もいます。 そうした人々と知り合いになれるのは、普通の全日制(通常の通学する高校)の高校ではそう簡単にはできないことでしょう。 勉強だけでなく、仕事について、生き方について、さまざまなアドバイスをもらうこともできるのです。
加えて、インターネットを活用して授業を行う通信制高校も増えていますから、ネットを通じてさまざまな友人ができるかもしれません。 話すよりも文字でやりとりをする方が、考えていることが伝わりやすいという人もいます。
また、「オフ会」といって、インターネットで仲良くなった仲間が実際に集まる会も開かれたりしますから、ネットで仲良くなった人がいったいどんな人なのか、会って確かめることもできるでしょう。 オフ会では、「実際に会うのは初めてなのに、いつもネットで意見交換しているから、ずっと昔からの友だちみたい」といった声がよく聞かれるそうです。
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